オリエンタル・アロマセラピー・カレッジ 理事長/校長ご挨拶

人間が本当に求める医療。
時代の要請に応え、心を含め身体全体の改善を目指すのがメディカルアロマセラピーです。

分野を越えて医療に取り組む統合医療の機関には、大学病院、総合病院と同様、各科にわたる様々な患者様が日々訪れています。

その現場を通して感じるのは、社会環境や地球環境、時代の変化による人間の心身への影響が深刻化しているということ。

こうした変化が人間の心と身体に変調をもたらし、未病(病気の前状態)、病気の発症へと進展します。

今後の医療には、西洋医学で身体の部分のみを改善するだけでなく、心も含め身体全体のバランスを考えた上で改善していく医学が必要となります。

心の外傷、歪み、性格による適応障害などから身体症状、病気を引き起こす若年層、 そしてさまざまな不安・寂しさを抱える高齢者、その狭間で葛藤する中高年層で構成される現代社会で、 医療、介護と予防健康医学分野において、メディカル・アロマセラピーは重要な役割を担うこととなるでしょう。

そんな時代の要請に応え、真の医療の一端を担うメディカル・アロマセラピストを養成するために、 西洋医学、東洋医学を基盤に、高度なカリキュラムと講師陣で構成するオリエンタル・アロマセラピィ・カレッジ(O.A.C.)を設立いたしました。

O.A.C.は、メディカル・アロマセラピストの育成を通して、人間にとって真に必要な医療づくりに貢献してまいります。

ご挨拶 専任講師 小山めぐみ

私たちは、真の医療を追及するメディカルアロマセラピストの育成を目指しています。

フランスに発祥し、20世紀中期の戦地において負傷者の治療に取り入れられていたと言われるアロマセラピー。心と身体のバランスをくずし、身体の病気への進展が深刻化する世の中で、西洋医学と東洋医学、そしてアロマセラピーが融合した新しい治療法としてメディカル・アロマセラピーが脚光を浴びています。心の問題が取り残されがちな現代医療に欠けているのは、身体に発せられた病状だけでなく、心をも含めた治療ではないでしょうか。

当校では、メディカル・アロマセラピーをひとつの糧として、西洋医学の支えとなる補完代替医療の知識・技術の習得をはじめ、アロマセラピーと関連づけた医学の基本を学び、精油を科学した真のメディカル・アロマセラピーを追求していきます。臨床に応用できる実践的なメディカル・アロマセラピーを習得できる本格的なカリキュラムと、医療国家有資格者がスムーズに学習できるシステム、環境を設けました。

そして、医療国家資格を持たない方も受講できる、アロマセラピー講座短期コースも開設。 また当校は、伝統ある英国IFA(International Federation of Aromatherapists)の教育概念・活動を尊重し、ディプロマを取得できるシステムを導入した、オリジナリティ溢れるIFA認定校です。生きたメディカル・アロマセラピーをここで学んでいただき、医療現場へ真の医療を普及していくことがわたしたちO.A.C.の願いです。